炎上ブロガーみたいなタイトルですが、最近飛騨高山の宿泊業界を見てて悶々と思っていることをダラダラ書きます。文字ばっかりやで読まなくていい〜よ。ウチのスタッフは必ず読みなさい。


いきなりですが飛騨高山のホステル 、ゲストハウスは供給過剰です。どんなに海外からのお客さんが増えたと言っても、それは経済発展目覚ましいアジアから大量に押し寄せるアジアン中間層なわけで、統計がないので住田くんの推測ですが、その層はホステル、ゲストハウスに泊まりません。そりゃそうだろ、、、日本人の中間層だって旅行先でホステルやゲストハウスに泊まる人なんて人間力のある旅の好きな人だけで、ほとんどの人は狭くてもいいから、他人と関わらずに過ごせるアパホテルみたいなとこ泊まるでしょ。アジアン中間層もそれと同じなんだよね。インバウンドの実情を知らないボクの周りの日本人からは「東南アジア人は貧乏だから安いホステルとか泊まるから、住田くんとこは儲かるでしょ」なて言われるけど、そんなのボクに言わせれば馬鹿丸出しで、ハッキリ言って東南アジアからくる外国人は飛騨高山くんだりで働く零細企業のサラリーマンよりもよっぽど金持ちだから、新築ホテルに泊まるから、実はホステル、ゲストハウスにはお客さんが増えないのよ。にも関わらず新しいホステル、ゲストハウスがどんどんできちゃって、正直言って住田くんのとこの高山駅前の宿も経営が微妙になって来たわけ。


微妙具合を具体的に言うと、繁忙期は以前と変わらず満室なんだけど、閑散期の落ち込みが激しいってこと。以前は繁忙期が100なら閑散期は50くらいだったのよ。それが去年あたりから、繁忙期の100は変わらないんだけど、閑散期が30になっちゃった。平均するとと下るよね。まだ利益は出るし経営困難な程じゃないんだけど、いずれヤバイよね。だからお客さんに喜んでもらえる仕掛けを考えたり値段も見直したりしたけど、劇的には改善されないの。どんなに自分たちがお客さんに喜んでもらおうとしても、そもそもホステル、ゲストハウスを利用するお客さんが増えてないのに乱立するから仕方ないんだよ。んでね、ホステル、ゲストハウス業界には、他にもすごい逆風が吹いてる



都会資本のホテルと町家民泊の乱立ね。都会資本のホテルはブランド力も経営体力もあるから値下げ攻勢を武器に、以前ならウチの宿に泊まってくれてたようなお客さんを根こそぎ持って行くわけ。更に町家民泊も地元や東京だけでなく中国資本までが雨後の筍状態。つまりこれだけ宿泊キャパが増えるとダメなものはどんな手を打ってもダメなんだよね。ホステル、ゲストハウス業界の資本主義的淘汰が始まるね。


でもね、負け惜しみみたくだけど、お客さんは宿の選択肢は増えるし料金は下がるし良かったよ。

 

2020年の東京五輪に向けてホステル、ゲストハウス業界はイケイケに思われてるけど、実は去年くらいまでが一番美味しい時だったんじゃないかなぁ。そろそろ2020年以降の衰退兆候が見えてきたような気がするんだよね。で、この負の流れは、飛騨高山では次に一般のホテル、旅館業界に移ると思うよ。だぶついたホテルの淘汰が始まるね。

 

ウチらの業界はしょせん水商売だから、同じコンテンツで何十年も同じビジネスができるなんて訳ないのよ。手を替え品を替え、常に変化することが大切だよね。老舗商法は通用しない。その証拠に過度な投資と老舗商法を続けてた大きなホテルなんて役員は銀行の出向だし、末には東京資本に身売りされるし。だからね、過去の成功体験に縛られたら必ず衰退するよ。まあ資本主義的には衰退ではなくM&Aによる事業継続だけどね。


アイサイトタカヤマ はたった8年しかやってないけど、もう変化の波に晒されてる。でもボクはこうーゆー荒波が好きなんだよね。アメリカや中国じゃ新興企業は新たな事業を立ち上げては、見込みがないとすぐ撤退する。多産多死の無限ループの中から稼げる事業が生まれるんだよね。ボクはそーゆーのに憧れてます。自分が今20代なら迷わずアメリカか中国に渡ってたと思うよ。

 

そんなこんなでね、住田くんは高山駅前の宿をそろそろ終了したいってことさ。でもね、海外から来たお客さんがボクの生まれ育ったこの街を楽しんでくれるのは、そりゃもう心から嬉しいの。ボクには地元愛があるからね。だからこれからも、この街で仕事をしていきたい。そう思ってる。



次の新しい事業を考えるのは楽しいね〜。鉄板いいよね。こうゆう逆境の時に生きている喜びを感じるので、ボクは変態なんだと思います。

 

 

コメント
興味深いエントリーでした。

今こそうどん屋の復活を望みます!!

ちなみに只今土曜日0系です(笑)
  • by てるさん
  • 2019/06/08 8:45 PM
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